Tmlg

ゲーム脳

DEVILMAN crybaby

玉屋です。

 

昨日に引き続きDEVILMAN crybabyをひたすら見ておりました。Netflix限定配信番組を腰を据えて見たのは実は初めてなんですけど、普通に最終話まで公開されてるので驚きました。一週間に1話公開なのかなと思ってたけど、定期的な配信である必要すらないのか。 

DEVILMAN crybaby Original Soundtrack

DEVILMAN crybaby Original Soundtrack

 

 

昨日のエントリでも言及しましたけど、表現自体は非常に過激で人を選ぶタイプの作品です。性描写とか流血以上のグロテスク描写とかありますし。視聴後になってみれば、そういう表現もひっくるめて演出だったと言えるのですけど、その手の表現がそもそも生理的に受け付けられない場合は致し方なし。

 

下記、ネタバレ含む感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うまいことまとめたなぁ〜〜、というのが率直な感想です。
特に後半のミーコから美樹、明へのバトンの受け渡しの伏線の入れ方とか。ミーコが美樹を逃し、最終的に美樹は殺されてしまう訳ですけど、デビルマン集結という形で、その遺志を明に繋いでいます。実際のリレーではバトンを渡したランナーは役目が終わり、渡された人がそれを繋いで走って行くって感じにはなるんでしょうけど、そういう役割の終わりポイントを、キャラクターの死という形で無慈悲に描写しています。素晴らしいと思います。無慈悲すぎて多分地上波じゃ放送出来なかったものかと思われる。


最終的に了に対してバトンは伝わったのかと言われれば、伝わったのでしょう。思い返してみれば、デビルマンは最初から最後まで了の物語だったのかもしれません。数多の死をバトンして、最終的に了に愛の存在を確認させるためのリレー。

 

まぁ見返して数時間経ってようやくここまで落ち着いて考えられるようになった訳なんですけど、視聴中はひたすら演出に圧倒されまくって考える余地なんか無かった訳で。流石湯浅監督、流石サイエンスSARUのみなさん。キャラの動きとか変身の過程とかが意味不明です。時々下品だし、汚いし、でもそれがこの作品には必要だったんだろうなと思います。いいアニメを浴びさせて頂きました。